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小児科一般
小児科は子どもの多様な疾患に対応する診療科です。小児の病気は症状の訴えがなかったり、わかりにくかったりという特徴があります。また、発症や進行が急であることが多く、病気の種類も多数存在します。子ども特有の感染症もあり、感染症にかかりながら免疫を得ていくために、一生で最も感染症にかかることが多い時期といえます。子どもの病気は大人とは様々な点で異なるため、日ごろから状態や平熱、顔色などをよく観察しておくことが大切です。
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アレルギー疾患
小児期に発症するアレルギーは、赤ちゃんの乳児湿疹にはじまり、離乳食を開始するころからは食物アレルギーやアトピー性皮膚炎がみられるようになります。生後6ヶ月頃ではぜいぜい・ヒューヒューを反復する喘鳴(ぜいめい)や、2歳前後の幼児期には気管支喘息が出現することもあります。小学校入学のころからは、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などが増加してきます。アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)を持ったお子さんに、これらのアレルギーが次々と連鎖して現れる現象をアレルギー・マーチと呼びますが、この場合一連の流れとしての診療が大切になります。
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小児内分泌疾患
身体の中にはいろいろな臓器から血液中にホルモンという物質が分泌されていて、ホルモンが全身にいろいろな作用を起こしています。このホルモンの分泌のことを内分泌といい、ホルモンが不足したり多すぎたりすることによって起こる病気を内分泌疾患といいます。
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予防接種・乳児検診など
当院では予防接種を積極的に行っています。適切なタイミングで忘れずに接種するようにしましょう。なお接種をし忘れてしまった場合でも、スケジュールを組み直して接種できることがあります。予防接種に関してご不明な点や心配なことがございましたらお気軽にご相談ください。ご希望の方は、事前にご連絡いただきますようお願いいたします。
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起立性調節障害・夜尿症
思春期によく発症すると言われている病気で、見た目ではなかなか分かりにくい病気といわれています。自律神経のバランスが崩れることで、たちくらみや失神、頭痛、動悸などの症状を引き起こしてしまいます。特に、寝ている状態から起き上がった時や長時間立っている場合など、身体の中の血液の流れが大きく変動するときに症状が現れます。